<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 答元八宗簡同遊曲江後明日見贈>
<Format: 五言古詩>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 漢文有假名>
<style2: 日本漢文訓讀附假名標注>
<TranslatedTitle: 元八宗館が同に曲江に遊びし後、明日贈らるるに答ふ>
<BookPage: 29-31>
<UsedPage: 3>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
長安千萬人，
出門各有營。
唯我與夫子，
信馬悠悠行。
行到曲江頭，
反照草樹明。
南山好顏色，
病客有心情。
水禽翻白羽，
風荷嫋翠莖。
何必滄浪去，
即此可濯纓。
時景不重來，
賞心難再幷。
坐愁紅塵裏，
夕鼓鼕鼕聲。
歸來經一宿，
世慮稍復生。
賴聞瑤華唱，
再得塵襟清。
<End Poem>
<Translation>
長安（ちゃうあん）の千萬（せんまん）の人（ひと）、門（もん）を出（い）づればおのおの營（いとなみ）あり。ただわれと夫子（ふうし）と、馬（うま）に信（まか）せて悠悠（いういう）として行（ゆ）く。行（ゆ）きて曲江（きょくかう）の頭（ほとり）に到（いた）れば、反照（はんせう）に草樹（さうじゅ）明（あきら）かなり。南山（なんざん） 顔色（がんしょく）好（よ）く、病客（びゃうかく） 心情（しんじゃう）あり。水禽（すいきん） 白羽（はくう）を翻（ひりがへ）し、風荷（ふうか） 翠莖（すいけい）を嫋（たわ）ます。なんぞ必（かなら）ずしも滄浪（さうらう）に去（さ）らん、ここに即（つ）いて纓（えい）を濯（あら）ふべし。時景（じけい）は重（かさ）ねて來（こ）らず、賞心（しゃうしん）ぶたたび並（あは）せがたし。そぞろに愁（うれ）ふ紅塵（こうぢん）の裏（うち）、ダ鼓（せきこ） 鼕鼕（とうとう）の聲（こえ）あり。歸（かへ）り来（きた）りて一宿（いっしゅく）を經（へ）、瑤華（えうくわ）の唱（しゃう）を聞（き）くにより、ふたたび塵襟（ぢんきん）の清（きよ）きを得（う）。
<End Translation>